相場寸評

NASDAQ、2020年以来の安値、世界の株式市場の混乱は続きそう。

5/6の日経平均は+185.03円の27003.56円

15時時点のドル円は、130.687円、
5/2の同時点は、130.4091円でしたので、
28銭の円安でした。

ユーロ円は、137.512円、
5/2の同時点は、137.126円でしたので、
39銭の円安でした。

東証プライム売買代金は3兆4359億円。

5/6の日本市場は朝方のNY市場の暴落を受け、
売りが先行、その後は戻し前場を終了。
後場になると、先物に買いが入りその流れを
受けて上昇して引けました。

連休の谷間の割には、日本市場には資金が
入ってきた形になりました。

これは長期投資家の組み換えと、円安による
日本株の割安感が出てきたことからなのかと
考えますが一時的なことかも。

週末のNYダウは、-98.60ドルの32899.37ドル
前日の1063ドル下げたNYダウは連日の暴落には
ならなかった形ですが…NASDAQは-1.4%と下落して
2020年来の値まで下がっています。

このことは、金利上昇 インフレ、ウクライナ紛争
中国経済の停滞によるサプライチェーンの混乱により、

マーケットは様々な要件を織り込みできない状況が
続いていることを表しています。

また、ウクライナ紛争を既に第三次世界大戦に
突入しているという専門家の見立てもあり、
世界の株式市場は今後、益々混乱しそうな状況に
なるかも…

週明けの日本市場は、シカゴ日経平均先物が
-204円で週末終了した流れを受け、売り優勢で
始まりそうです。また週明けは決算発表集中週で
そのあたりも注意してトレードしていきましょう。