2025年1月5日
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
2025年Akamai新春戦略レポートをお届けします。
■世界情勢は未曾有のリスク抱え不確実性が増しています

・米中関係の緊張
2025年1月20日、第47代大統領にドナルド・トランプ氏が
就任します。既にいろんな政策を打ち出していて、世界各
国は戦々恐々としています。
特に中国には、大きな関税をかけると明言していて、
米中関係の緊張が続くと、貿易や投資、
特に技術や製造業に影響が大きくなります。
・気候変動、自然災害
また、大地震や世界各地で起きている気候変動による記録的な
大雨災害や記録的な暑さなども株式市場に大きな影響を与えます。
・地政学的リスク
ウクライナとロシア、イスラエルとガザ、シリア新政府樹立、
イエメン内戦など、特に中東やアフリカで紛争が続いており、
これらの紛争は常に覇権争いの代理戦争と言われていて、
争いが世界に拡がると核戦争のリスクも高まります。
・サイバー攻撃リスク
国家主導のサイバー集団による、サイバー攻撃や情報戦は、
国家の安全保障に対する新たな脅威となっています。
サイバー攻撃による情報漏洩やインフラの破壊が懸念されています。
・ユーロ圏のリスク
ユーロ圏の盟主ドイツも経済成長の鈍化、政治的不安定で
苦しんでします。イタリアやスペインでも政治的混乱が
続いています、また一部のユーロ圏諸国では高い財政赤字
悩まされていて、将来的な経済成長の妨げになっています。
■最大の注目は米経済のリスク
コロナ後、世界経済をけん引してきた米国経済ですが、
ここにきて暗雲立ち込めています。
その要因はいろいろありますが、一つだけ上げるとすると
米国の株価が上がり過ぎていることです。

米有名企業のテスラ社のPER(株価/1株あたりの利益)は、
113倍になっていて、これは今現在、この会社の株を
全部買って所有したとしたら、元をとるのに113年の
年月が要することになり、異常な状況ということが
すぐに判ります。
■著名なプロ投資家は株式を売却
そんな米国株式市場で、著名なプロ投資家は現在、
株式を売り現金化して利益を確保し、株価の暴落を
待っています。
株価が暴落したら、チャンス到来と待ち構えて
準備しているのです。
一方、世界中の一般投資家は、パッシブ投資に
お金を現在も入れ続けています。
パッシブ投資とは、S&P500や日経平均株価の
ような特定の市場指数に連動するファンドや
ETF(上場投資信託)を購入することを指します。
現在、著名なプロ投資家は株を売り、
世界の個人投資家は株を買うという現象が
起きているのです。
それにより現在の米国株価はメトルアップ状態で、
いつ破裂してもおかしくない状況にあることを
理解しておく必要があります。
■日本株と米国株はリンクする
上図は日経平均とS&P500のパフォーマンスを
比較したグラフです。
このグラフでも判るように、日本株は米国株に
大きく影響を受けているので、米国株が暴落したら…
日本株の暴落は避けられないのです。
但し、暴落はすぐに起こるかもしれませんが、
もう少し時間がかかるかも知れません。
ひょっとして、起こらない可能性も少しだけあります。
でも、大切なことは、現在の社会情勢であなたの資金を
どう守りどう増やすかに焦点をあてることです。
■ドル円と日経平均の動きをチェック
2025年は当分の間は株価暴落を頭に入れて
トレードする必要がありますが、メトルダウンする前に
もう一段もしくは二段、メトルアップする可能性は
あります。
特にトランプ大統領就任前後には、
起こる可能性が高くなります。
その時のチェックポイントは、為替のドル円を
見ておきましょう、
2024年7月の日経平均が4万2千を超えた時のドル円は、
163円ほどでしたので、ドル円が円安に動き、
その近くもしくは超えたら、日経平均は最高値更新する
展開もあるからです。
年初の今現在は、157円付近で160円に届かない状況が
続いていて、日経平均はBOX相場を形成し、
Akamai投資法にはやり易い相場になっていますが、
さらにメトルアップもあることも頭にいれておきましょう。
■2025年の戦略は、6%ルールと1%ルールの厳守
これまで模擬トレードでは、トレード数をこなすことに
重点をおいていたので、1トレードの最大損失許容金額の
元金の1%(通常の損切ラインの2%)については、
重要視してきましたが、
月々の最大損失許容金額の元金の-6%については、
あまり意識させずにきましたが、2025年は、
このルールを身に付けましょう。
想定では相場は目まぐるしく変わる可能性が高く、
月々に損失が-6%を超えたら(含み益を入れて)一旦、
トレードを中止して、1~2週間ほど開けたり、
翌月から始めることです。
つまり、損失が重なってきたら、
一旦止めて、時合を待つという形です。
再度、始めるタイミングが判らない方は、
ご連絡いただければ、その都度、お伝えします。
なぜ、このルールを重要視するのかというと、
Akamai投資法の資金配分は上記のルールから
導き出されたものだからです。
仮に損失が、月の最大損失許容金額の元金の
-6%以下で推移できれば、1月で取り戻し、
プラスに変えることも難しくない相場が続くと
考えています。
損失が増えた時は、この元金の6%を強く意識して
トレードしていきましょう。
■ボラティリティの大きいBOX相場はチャンス
2025年は、株価の変動幅(ボラティリティ)の
大きいBOX相場が続くと予想しています。
BOX相場なので、売り銘柄の高値は限定されてきます。
その確認は日経平均の動きと為替で判断できます。
買い銘柄が底堅い銘柄を見つられれば、
売り銘柄については、根拠が少し弱くても、
どんどんチャレンジし、プラス収益を
大きく狙っていきましょう。
但し、逆に動いたときは即手仕舞いの
シナリオだけは必要です。
■スタートが大切

上記は、2024年の元金300万円と元金2億円のフォワードテストの
資金推移ですが、スタートはマイナスで始まりました。
300万円の方は1月マイナス1.9%2月はマイナス0.9%で
3月に5.1%出て、プラスに領域になりました。
2億円の方も1月はマイナス0.18%、2月はマイナス0.07%、
3月にプラス7.68%が出てプラス領域に入りました。
これでも判るように、マイナスを小さく抑えておけは、
直ぐにプラスに変わり、余裕をもってトレードして
いくことができます。
年初時のスタートは、収益を大きく狙うよりは、
損失を小さく押さえて、まずは月トータルで
プラスでスタートできると今年1年のトレードが
楽になってきます。
■2025年、不確実性をチャンスに変えましょう♪
このレポートでは、月々に最大損失許容額について、
今一度、守っていきましょうとお伝えしましたが、
これらのルールさえ守れば、Akamai投資法は、
2重3重のリスクヘッジが既にできているので、
怖がらずにどんどんチャレンジしていけば、
皆さんにとって2025年は思いのほか大きな結果が
得られると確信しています。
なぜなら、2~3か月目からは、出た収益を
元本に取り込んで複利を掛けていくことも
それほど難しくないことだからです。
2025年の相場は、このレポート冒頭にお伝えしたように、
世界中に様々なリスクが存在します。
また、マーケットを動かすマーケットメーカー達は
株式市場が高値圏にあることも百も承知です。
そんな中、トランプ大統領就任で、打ち出す政策により、
相場は右往左往するでしょう。
メトルアップもメトルダウンも何回も起きるかも知れません。
このことは、Akamai投資法にとっては、
30年に一度、50年に一度の千載一遇のチャンスに
なるのではと、ワクワクしています。
今年1年、一緒にこの相場を楽しめたら嬉しいです。
Akamai Financial Acadaemy校長
池田 昌弘