会社概要

ごあいさつ

天才アインシュタインが語った
『複利』は「人類最大の発明」「宇宙で最も偉大な力」

これが、私たちの運用の原点です。
収益率を目指すと、一時的に収益が多く出たとしても、
一回の大きな損失で、それまで積み上げてきた収益を
なくしてしまう。

多くの個人投資家が一度は通る道。
でも、収益率がそれほど高くなくても、
継続して安定的に運用できる方法があれば!!

複利運用をすることで、驚くほど資産が増えることを
成功している投資家達から私たちは学んでいたのです。

2007年にお金の勉強会から立ち上げた弊社は、
その当時持っていた運用ノウハウは、
『アセット・アロケーション(分散投資)』でした。

当時は資産を日本株、海外株、日本債券、海外の債券、コモディテイに
分散投資していれば、過去20年間、世界経済の成長とともに、
毎年平均で7%ほどの収益が出ていたのです。

この利回りは複利運用すると10年で資産が約2倍になり、
20年で約4倍。
この考え方をベースにして、資産の9割を
アセット・アロケーションで運用して、残りの1割を
リスクをとって、収益率の高いものに投資をして、
毎年あたり、資産全体が10%以上の収益を期待できる
方法を選択していました。

ところが‥2008年の9月、リーマンショックが世界を震撼。
第2次世界大戦以降初めて、世界経済は縮小してしまったのです。
当然、『アセット・アロケーション』運用も、資産全体の
縮小を余儀なくされ、今後の運用方法の見直しを迫られました。

 

収益率より安定性と継続性がないと複利はかからない

リーマンショックは、我々にいろんなことを学ばせてくれました。
世界経済はグローバル化されていることや、
世界全体のお金の流れも、刻々と変化していることを。

過去20年間、世界経済の成長とともに収益が期待できた
『アセット・アロケーション(分散投資)』も、今まで通りの
方法ではなく、ショックに耐えれる手段を取り入れなければ
ならないことは、明白でした。

そこで考えたのは、
数ある投資手法の中で、昔からあり現代も使われて
いるものなら、世の中の変動にも対応できるヒントが
隠されているのではない。。。

もう一度、初心に帰って研究をはじめたのです。

古来からあり現代にある手法は、俗に投資の王道と
呼ばれる手法で、5つほど研究の対象になりました。

そして、私たちが注目したのは‥
その王道の中のさや取りという手法。

研究していくうちに、株式にも応用でき、
分散することで、ショックにもかなり強いことが
判ってきたのです。

 

売りと買いを同時に持ち、相場の変化に対応

株式のさや取りとは、相関の関係にある二つの銘柄を使い、
その二つの銘柄に金額差ができた時に、片方の銘柄を売り、
片方の銘柄を買い、二つの銘柄の金額差が縮まった時に
決済をして収益を狙う方法でした。

この方法は、相場が上がろうが下がろうが、二つの銘柄の
相関関係が崩れない限り、利益を期待できる方法で、
安定度は高いことを期待できました。

 

東日本大震災で確信

2008年の12月から株式のさや取りに取り組んだ私たちは、
すぐに経済ショックにぶち当たります。

2009年11月のドバイショック、2010年4月の一回目のギリシャショック、
そして、2011年年頭からのアラブの春。

約1年とちょっとで、3回もの経済ショックが市場を襲ったのですが‥
株式のさや取りは、何もなかったかのように、安定的に
収益を得ることができました。

『これはいける!!』と自信めいたものが出てきた矢先、
2011年の3月11日14時45分頃、東日本大震災が起こったのです。

私のいた名古屋でも震度4の揺れが長く続き、
これはただ事ではないと感じましたが‥

3月11日は金曜日で、地震が起こったのは、14時45分頃。

結局その日は、相場対応できないまま、月曜日を迎えることに
なります。

ご存じのように暫くすると東北地方に甚大な被害が‥TVに映し出され、
日本中‥世界中がその被害の大きさに

固唾を飲んだことでしょう。
私たちもその状況に震撼しました。

その一方で、月曜日の株式市場は大混乱になる
ことも想像はつき、そちらの心配もしていました。

株式のさや取りに取り組んでから、経済ショックはいくつか
乗り越えてきて自信めいたものはありましたが、
さすがに‥突然すぎる大震災で起こる経済ショック‥

しかも日本で起きた事実に!!
その自信も‥ほぼ消え去っていました。

それでも‥とりあえず、月曜日は何もせずに様子を
見ようと腹をくくったのを覚えています。

そして月曜日、株式市場は予想通り、朝から価格がつかず大暴落。
震災の情報も気になりましたが、私たちの仕掛けてある株の
動きもチェックする必要はあるので確認したところ‥
過去にはなかった収益が出ていたのです。

これにはさすがに驚きました。

ただ‥時節柄‥このことを声にだすのは、躊躇したことを
今も思い出されます。

結果、東日本大震災による株価の暴落は、
私たちが取り組んでいる方法が、

経済ショックにはとても強いという確信を
もたらしたのです。

投資手法だけでは、足りない安定投資の道

ショックに強いさや取り手法ですが、
残念ながら、それだけでは不十分なことは、
私たちは取り組んだ早々に感じていました。

現代の株式市場、いえ、投資をする市場すべてに
相通じることですが、相場の変化が速いことです。

安定した収益を継続的に得るためには、
工夫が必要になります。

 

それは何か‥?

私たちが導き出したのは、
ポジションサイジングと、マネーポジションを
同時に考えること。

ポジションサイジングとはどれだけの資金を
どこに投入するのかということ。

もう一つのマネーポジションとは、
今の市場の流れは、投資をするタイミングに
適しているかどうかを考えること。

この二つのことを、ショックにも強い手法と
組み合わせることで、継続的な安定投資を可能にするというのが、
私たちが研究した成果です。

 

考え方の基本はアセット・アロケーション

株式のさや取り投資も、同時に複数ペアをもつことは、
アセット・アロケーションの考え方とほぼ同じです。

資産を適正に配分してリスクを抑えながら、
継続的に収益を目指ししていく。

結果、複利運用も期待できます