相場寸評

予想通りの暴落…アジア市場は低迷するかも

今日の日経平均は-584.99円の29100.38円。
15時時点のドル円は、108.193円、
前日の同時点は、108.518円でしたので、
33銭の円高でした。

ユーロ円は、130.481円、
前日の同時点は、129.862円でしたので、
62銭の円安でした。

東証一部売買代金は、2兆3866億円。

今日の日本市場は朝方のNYダウの下げを受け
寄付きから大きく下げる展開に、その後も
売り圧力は続き下げた後もみ合いで引けて
いきました。

新型コロナウイルス感染拡大が重しのように
市場関係者は理由付けしていますが、
本当のところは、やはり日米首脳会談での
共同声明とワクチン接種の遅れが、
日本市場に資金が入りにくい
状況を作っているようです。

さて、日本は3回目の緊急事態宣言は
避けられそうではなく、大阪、兵庫、東京近郊に
宣言がでそうですね。

それでも、1回目のように経済活動が止まる
状況ではなく、ワクチン接種増加を与すると
緊急事態宣言の大きな下落は考えにくく、

日米首脳会談での共同声明に明記した台湾に
ついてと半導体問題が、中国を刺激して米中の更なる
緊張状態を作り出し、地政学的に日本経済にも
影響を与えるとマーケットは見ているようです。

これは…日本だけでなくアジア全体に、
世界のフォームレスマネーが入りにくい状況で、
アジア市場は暫くは辛抱する時間帯になるかも。

それを見据えての株式投資の戦略を練って
おく必要がありそうです。

現在(21:03)のNYダウ先物は-254ドルで
推移しています。

今日のNY市場も注目しておきましょう。