相場寸評

ワクチン相場の行方は…

ワクチン普及による経済回復見込みで
上昇してきたNY市場ですが…

ここにきて足踏み…さすがに行き過ぎ感が
表面化してきて、大手企業の決算発表とともに、
調整暴落も起きそうな局面。

そうはいっても…暴落になりそうでならない
のがNY市場で、直近の暴落はロビンフッドや
アルケゴスの問題で、一部のヘッジファンドや
投資銀行や証券会社の損失処理の問題で、
暴落してもすぐに戻るパターン。

ここから考えると…大きな暴落は…
ワクチン相場だけに…

ワクチンの重篤な副作用が発見されたり、
ワクチン自体の効き目がないことが証明
されたりしたときか。

そんなニュースでも出ない限り、ワクチン関係
での暴落はなそうそうな雰囲気。

となると…暴落があるのは…第2のアルケゴス…か
それとも中東の問題か?それとも中国か…

まぁ今のところそれも該当なしとなると
大きな暴落はなさそうなので

今週はとりあえずFOMCに注目しておきましょう。

 

4/26の日経平均は+105.60円の29126.23円。
15時時点のドル円は、107.795円、
先週末の同時点は、107.888円でしたので、
10銭の円高でした。

ユーロ円は、130.501円、
先週末の同時点は、129.78円でしたので、
72銭の円安でした。

東証一部売買代金は、2兆874億円。

今日の日本市場は、寄り付きこそ買い優勢、
その後すぐに下落に転じたあと、上昇基調へ
後場からは、もみ合いそうで引けました。

ハッキリ言ってぱっとしない相場状況です。

決算発表も第一弾ピークが今日から始まり、
4/28、4/30が当面の決算発表ピークになります。

そんな状況の中、日本市場は様子見が強く、
ドル円がさらに円高に振れると、株価は大きく
下落する展開も想定しておきましょう。

現在(18:31)NYダウ先物は-82ドルで推移。

今日夜のNY市場の動きが、今週の相場の
行方、方向性を示してくらるかも…
注目しておきましょう。