4/30の日経平均は-241.24円の28812.63円。
15時時点のドル円は、108.834円、
前日の同時点は、108.619円でしたので、
22銭の円安でした。
ユーロ円は、131.884円、
前日の同時点は、131.803円でしたので、
ほぼ同水準。
東証一部売買代金は、3兆1104億円。
4/30の日本市場は、朝方のNY市場の上昇が
ありましたが、5連休を控えポジション外しの
売りが先行、後場からもその流れは変わらず、
下げて引けました。
さて、週明け5/3のNYダウは、長期金利が
下がったことを好感して、上昇して引けました。
但し、30日に発表されたISM製造業指数が
前月比で低下、その原因が仕入れ価格の大幅な
上昇にあるという指数もあり、景気低迷を
表す前触れとして、ドルが全面安に動きました。
ワクチン普及で経済回復期待で上昇してきた
株価でしたが、米国経済の実態はまだまだ
全面回復の流れには程遠いことが浮き彫りに
なり、今後の株価上昇への重しになりそう。
5/5朝のNYダウは、+19.80ドルの34133.03ドル。
現在(18:13)のNYダウ先物は-19ドル。
今日夜は4月ADP雇用統計と4月ISM非製造業景況の
発表があり、そこで景気停滞の流れが出ると、
市場は反応しやすい状態なので、下落する場面も
考え得られます。
連休明けの日本市場の動きは今の段階では
ハッキリとした流れは未だわからず、
6日朝のNY市場の動きに市場は注目しています。
しかし、日本国内はコロナ変異株の感染拡大による、
緊急事態宣言の延期や追加の地域拡大、さらに
蔓延防止措置に地域拡大と、ワクチン普及の遅れが
クローズアップされ、いよいよ東京五輪開催の是非も
問われるようになり、日本市場に資金が入りにくい
状況は、依然として続く可能性が高まってきていています。
さらに、連休明け5/10の週は、決算発表がピークと
なり、不安定な相場が続きそう。