相場寸評

インフレ加速を懸念、世界の中央銀行

6/16の日経平均は-150.29円の29291.01円。
15時時点のドル円は、110.071円、
前日の同時点は、110.035円でしたので、
ほぼ同水準。

ユーロ円は、133.515円、
前日の同時点は、133.447円でしたので、
こちらもほぼ同水準。

東証一部売買代金は、2兆4262億円。

今日の日本市場はNY市場が下落した
流れを受けたのと、前日の上昇が理由も
なく上がってこともあり、朝から下落、
一度はかなり戻しました、後場に入り
再び下落して引けました。

さて、各国の中央銀行はインフレについて
注目しています。英国でも5月のインフレ率は
2年ぶりに英国中央銀行の目標を上回った。

今日(16日)から始めるFOMCでも、米国の
インフレについて話題は取り上げられそう。

コロナ禍の中、どうしても供給が少なくなり
需要が上回ることで、インフレになる公算は
強くなる。

それを制御しようとすると、金融引き締めに
つながり、経済復興の足かせとなる。

このバランスになるということは市場は
織り込み済みで、今後、株価が高値更新を
続けることは少ないと予想も立てているらしい、

金融業界の都合の良いシナリオは、一度は相場が
ある程度下落することで、再浮上の流れが起き
ボラティリティを稼げるから。

ある程度の暴落は歓迎というのが金融業界の
スタンスのように見える。

今回のFOMCの結果と先日のG7中国包囲網、
どれが発火点になるのか…

でも中国がらみにはなりそうな予感…

中国の4月末の米国債保有残高は2か月続けて
減少も…少しきな臭い。

まずは注視して相場を見ていきましょう。