相場寸評

足並みが揃いにくいユーロ圏、インフレ対応遅れでパンデミック?

今日の日経平均は-272.68円の29018.33円。
15時時点のドル円は、110.645円、
前日の同時点は、110.071円でしたので、
57銭の円安でした。

ユーロ円は、132.776円、
前日の同時点は、133.515円でしたので、
74銭の円高でした。

東証一部売買代金は2兆2782億円。

今日の日本市場は、朝方のNYダウの下落により
売り優先で始まり前場にかけて下げていきました。
後場になると一転じわじわと戻して引けました。

FOMCのインフレ対策を示唆してことで、
相場は金利上昇を嫌がり下落。

ついでに18時発表のユーロ消費者物価指数も
前年同月比で2%上昇、世界的にインフレに
なっていることが明確になってきました。

ユーロ市場も下げ基調。

注目はユーロ圏 ECBの対応。
足並みが揃いにくいユーロ圏では、金融政策も
どうしても対応遅れが目につきます。

コロナインフレをどう抑えるのか、今後の
相場は、ユーロ圏が鍵を握りそうですね。

この流れを受け現在(18:18)のNYダウ先物は、
-131ドルで推移。

今日のNY市場も下げ基調の調整相場に
なりそうです。