相場寸評

米国、不動産価格上昇で暴落リスク増

 

6/25の日経平均は+190.95円の29066.18円
15時時点のドル円は、110.833円、
前日の同時点は、110.856円でしたので、
ほぼ同水準。

ユーロ円は、132.339円、
前日の同時点は、132.175円でしたので、
16銭の円安でした。

東証一部売買代金は、2兆1422億円

6/25の日本市場は、朝方のNY市場の上昇を受け、
買いが先行して始まりました。

その後は、もみ合い相場、様子見相場に
なり引けていきました。

バイデン大統領が24日にインフラ投資計画を
発表したことに市場は好感。

NYの3指標とも上昇した形で、それに日本市場も
追随した形ですが、商いは薄く資金が日本市場に
入ってきているという流れではありませんでした。

また、米国では不動産価格の上昇が問題に
なりつつあり、金融当局がインフレ制御で金利
上昇を示唆すると、一気に暴落という形も
でてきそうな雰囲気。

米国としてもインフレ対応に今後、頭を悩ます
場面が多くなりそう。

週末のNY市場ダウは+237.02ドルの34433.84ドル
で終了。

シカゴ日経平均先物は-46円の29020円で終了。
ドル円は110.790円。

この流れから週明けの日本市場は、
どちらに動くのか判らない状況下で、
プラス材料のないことから、売買代金も
2兆円を切ってくると予想されます。

その日の米指標先物の動きに左右されそうな
相場になりそう。

また、来週の相場全体としては、
6/30に米6月ADP雇用統計と米5月中古住宅販売仮契約
7/1に米6月ISM製造業景況指数
7/2に米6月雇用統計、米5月貿易収支等があり、

週半ばから週末かけて動きが出そうな流れの中、
7/5の月曜日は米独立記念日で休場日。

余計に大きな動きになりそうな来週の週末。

事前に対応策を考えておきまましょう。