相場寸評

まさか…週末にかけて集中、ETF分配金捻出のための換金売り

7/2の日経平均は+76.24円の28783.28円
15時時点のドル円は、111.606円、
前日の同時点は、111.122円でしたので、
48銭の円安でした。

ユーロ円は、132.152円、
前日の同時点は、131.604円でしたので、
55銭の円安でした。

東証一部売買代金は、2兆733億円。

7/2の日本市場は朝方のNY市場の上昇や
円安を受けて買いが優勢で始まりましたが
それほど伸びず、後場はここ最近の傾向で
ほぼベタなぎ状態で引けました。

材料のない中、静観するしか方法はないと
いうような状況でしたね。

さて、週末のNY市場は3指数そろって上昇、
米国6月の雇用統計非農業部門雇用者数が
前月比85万人増と、5月の58万3000人増
から伸びが加速。

それを好感しての上昇でしたが…
一方、平均賃金も上昇。

企業は材料高騰や賃金上昇を価格に反映せざるを
得ないので、インフレが加速するリスクも。

週末のNYダウは、+152.82ドルの34645.00ドル
終了する一方、シカゴNYダウ先物は-141ドル
引けました。

シカゴ日経平均先物は-38円の28745円。

7/5は米国独立記念日で休業日

7/5~6の日本市場は、静かな相場になるのか
それとも‥先行してショート戦略のヘッジ
ファンドなどが仕掛けてくるのか…

不気味な2日間になりそう。

というのも上場投資信託(ETF)の分配金捻出の
ための換金売りが週末にかけて集中しそう。

それを見越しての仕掛けもありそう。

今週は金融機関同士の戦いになりそうですね。

個人投資家は個別銘柄で予測しての投資は
週明けにまで待った方が良さそうですよ。