相場寸評

香港が終わる日? 香港H株指数!!5.8%の暴落

7/27の日経平均は、+136.93円の27970.22円
15時時点のドル円は、110.206円、
前日の同時点は、110.318円でしたので、
11銭の円高でした。

ユーロ円は、130.053円、
前日の同時点は、129.987円でしたので、
ほぼ同水準。

東証一部売買代金は、1兆9971億円

今日の日本市場は前日のNY市場の上昇を受け、
買い優勢で始まり11時頃には28000円を超える
場面も、その後は一旦利益確定も出て揉み合い
ながら引けた形です。

それでも出来高は少なく、様子見の状況は
変わらずというところ。

現在(20:12)のNYダウ先物はマイナス175ドルで推移、
シカゴ日経平均先物は、-125円の27845円で推移。

今日の注目は、中国市場、香港市場
米国のファンドが中国と香港から資金を移動して
いると観測が拡がり、昨日に続き大きく下落

それを裏付けるように米国シャーマン国務副長官と
中国の王毅国務委員兼外相らとの天津会談は、
友好的な形を作り出しながらも双方の主張を
繰り広げるだけで、米国の強気な姿勢が鮮明に
なったことも、株価下落に拍車をかけた形です。

さて、中国市場が明日も大きく下げるようだと、
また違った形のリスクが表面化してきて、
世界の株式市場にも影響を与えそう。

そのあたりを先取りする動きが今日夜のNY市場に
出てくるのか市場関係者は気にしていますね。

どちらにしろ現在の中国包囲網は、中国経済に
かなりダメージが出てきている状況のようで、
公務員のボーナス返還を命令している省もある
らしく、共産党に資金がなくなってきているという
噂も出ています。

日本市場としては、地政学的観点からも
中国経済が悪くなると当然、大きな影響はあると
世界からは見られているので、日本市場も
大きく上がっていく状況は難しそう。

今日夜のNY市場、明日の中国市場に注目して
おきましょう。