相場寸評

テパーリング遠のく、NY市場上昇

8/27の日経平均は-101.15円の27641.14円。
15時時点のドル円は、109.984円、
前日の同時点は、109.995円でしたので、
ほぼ同水準。

ユーロ円は、129.36円、
前日の同時点は、129.415円でしたので、
こちらもほぼ同水準。

東証一部売買代金は、2兆1135億円。

8/27の日本市場は朝方の米国市場の下落を受け、
売り優勢で始まり前場引けにかけ少しづつ
戻し、後場に入り様子見状況になりそのまま
引けました。

気になる中国市場、香港市場もやや戻す形ながら、
こちらも様子見状況。

市場は27日深夜のFRB議長の講演を注視して
いる形でした。

さて、週末のNYダウは+242.68ドルで終了。
シカゴ日経平均先物は+214円の27855円で終了。

パウエルFRB議長のジャクソンホール会議での
講演内容は、年内のテパーリングを示唆しながらも
金利切り上げは当面は考えないという姿勢に
市場は好感し、NY市場は上げた形です。

まずは、デルタ株感染拡大で直近のテパーリング
はないという市場判断。

週明けの日本市場は、買い優勢で始まりそう。

それでも、デルタ株感染拡大、アフガン問題、
アジアサプライチェーンの停滞など、経済リスクは
依然と残っており、どこかで発火すれば、
暴落もあり得る状況は続いていきますので、
想定しておきましょう。