相場寸評

明日は上昇  でも、岸田総理ご祝儀とは違います。

今日の日経平均は-639.67円の29544.29円。
15時時点のドル円は、111.484円、
前日の同時点は、111.214円でしたので、
27銭の円安でした。

ユーロ円は、130.249円、
前日の同時点は130.103円でしたので、
14銭の円安でした。

東証一部売買代金は、3兆8556億円。

今日の日本市場は朝方のNY市場が大きく
下げたのでその流れから、寄り付きから
暴落、その後も中国市場の下がに引っ張ら
れましたが、後場に入りもみ合い相場に、
14時ごろ久しぶりに日銀ETF介入があり、
大引けにかけ戻して引けました。

NY市場の暴落は債権の上限問題の解決に
時間がかかることに対しての懸念ですが
この動きも一時のもの。

また、日本の総裁選で岸田氏が総理になって
市場の反応を気にする人がいますが、
マーケットは菅総理退陣の段階で決着済みで、
反応はほぼしないと考えています。

この観点から明日の相場は戻ると想定しますが、
仮に戻ったとしても岸田総理へのご祝儀相場ではない
ことを頭に入れておきましょう。

現時点(18:29)のNYダウ先物は+68ドルで推移。
シカゴ日経平均先物は+306円で推移しています。

さて注目の中国市場ですが恒大集団の問題より、
電力不足が深刻のようです。

工場の稼働が週に1回の地域もあるとか…
サプライチェーンに影響が出る恐れが出てくると
世界市場にも響きそうですね。