相場寸評

スタグフレーションの危機は…業界の常套手段

10/6の日経平均は、-293.25円の27528.87円。
15時時点のドル円は、111.767円、
前日の同時点は、111.187円でしたので、
58銭の円安でした。

ユーロ円は、129.451円、
前日の同時点は、128.913円でしたので、
52銭の円安でした。

東証1部売買代金は、3兆7420億円。

今日の日本市場は朝方のNY市場の上昇を受け、
買い優勢で始まりましたが、米国長期金利上昇で
インフレ懸念再燃と、米国株式指数先物が下落
すると、中国リスクもあって日本市場は思いの
他、下げた形です。

これで8営業日続落で12年ぶりの連続下落。

9月になりコロナ経済復活で出遅れた感がある
日本市場へ海外勢の資金が入りだしたのですが、
注目された分、ヘッジファンドや運用会社の
丁度よい戦いの場にもなりつつある状況。

個人投資家は振り回されないようにする対策が
必要ですよね。

また、インフレよりスタグフレーションに注意!!
なんて言葉が出てくると…

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※スタグフレーションとは
景気が後退していく中でインフレーション(インフレ、物価上昇)が
同時進行する現象のこと。原油価格の高騰など、
原材料や素材関連の価格上昇などによって不景気の
中でも物価が上昇すること
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個人投資家は少しドキマギしますよね。
今後相場はどうなるだろう…なんて…

でも、スタグフレーションなんて言葉が飛び交う
ときは、金融業界が投資信託の顧客を留まらさせる
ために使う言葉。

スタグフレーションやインフレになったら
株式投資が将来的に有利みたいな説明を業界は
いうけど…

損失は早めにカットが鉄則なんで、注意しましょう。

さて、現在(16:00)NYダウ先物は、-253ドル。

今日のNY市場の動きも想定するのは難しい
状況になりそう…米9月ADP雇用統計もあるし…

明日朝のNY市場の動きも必ずチェックして
おきましょう。