相場寸評

米国債10年利回り1.612% インフレ警戒

11/8の日経平均は、+370.73円の208048.94円
15時時点のドル円は、111.917円、
前日の同時点は、111.48円でしたので、
43銭の円安でした。

ユーロ円は、129.177円、
前日の同時点は、128.752円でしたので、
42銭の円安でした。

東証一部売買代金は、3兆1984億円。

11/8の日本市場は、朝方のNY市場が
米国債務上限引き上げに合意したことで
上昇して引けその流れを受け、日本市場も
買い優勢で始まりました。

前場はそのながれのまま上昇、後場に入ると
もみ合いながらやや下げて引けました。

休場明けの中国市場、下がるとマーケットは
見ていたのに予想とは違い少し上げたことも
日本市場には影響した形です。

週末のNYダウは-8.69ドル、NASDAQ、S&P500も
やや下げて終了。

8日に発表された9月の米雇用統計で、非農業部門
雇用者数の伸びが大幅に鈍化したことと、原油先物が
一時80ドルをこえたことで、テパーリング開始が
視野に入ってきたことによる警戒感から下げた形です。

週末のシカゴ日経平均先物は+21円の208070円で引け、
ドル円は、112.247円と円安に振れ終了。

NYダウ先物は-126ドル、米国債10年利回り1.612%

この流れから週明けの日本市場はどちらに
動くのか判りにくい状況。

中国市場、8日に連休明けになりましたが実質的には
10日まで連休と考えると、11日から中国市場は本格稼働。

やはり11日の中国市場の動向が不気味です。

さて、話題は少し変わりますが、中国恒大の株式や
債券を組み入れている投資信託は50本超。

香港市場では売買停止になっている状況下で、
恒大を組み入れた上場投信の下げも気になるところ。

月曜日の市場に、注目しておきましょう。