相場寸評

日本市場の見方が変わった外国人投資家

10/12の日経平均は、+449.26円の28498.20円。
15時時点のドル円は、112.727円、
10/8の同時点は、111.917円でしたので、
81銭の円安でした。

ユーロ円は、130.462円、
10/8の同時点は、129.177円でしたので、
1円29銭の円安でした。

東証一部売買代金は、2兆7085億円。

今日の日本市場は先週末のNY市場の下落を受け、
売り優勢で始まりましたが、円安に動いたことで、
上げ幅を拡大し前場を終了、後場になりもみ合いで
引けていきました。

日中、NYダウ先物もマイナス200ドルほどで、
推移していましたが、そちらには引っ張られず、
円安の流れに乗った形です。

これを判断すると、外国人投資家たちは、
今まではリスクヘッジに使っていた日本市場を
米国市場が高止まりから下落傾向の中、
日本市場を収益狙いに変えた形です。

相場の流れとしてはガラッと変わったと
ことになります。

現在(20:21)、NYダウ先物は-191ドルで推移、
WTI原油先物は、81.94ドル、10年利回り1.612%、

インフレ懸念が高まると同時に、ドル高、円安の
形は続きそう。

今夜のNY市場が下げても、今の円安の水準が続けば、
明日の日本市場は上昇の可能性大。

但し、NY市場が暴落した場合は、一緒に下がる
ことも頭に入れておきましょう。