相場寸評

テパ!サプライチャーンにダメージ!!

今日の日経平均は-221.59円の29285.46円。
15時時点のドル円は、112.772円、
前日の同時点は113.572円でしたので、
80銭の円高でした。

ユーロ円は、130.809円、
前日の同時点は、131.288円でしたので、
48銭の円高でした。

東証一部売買代金は、2兆7458億円。

今日の日本市場は朝方こそNY市場の上昇を受け
上げていきましたが、ドル円がさらに円高に
振れだすと下げていき前場は昨日の終値付近で引け、
後場になると一気に下げてもみ合い後引けました。

ドル円が112円台を付けるのも久しぶりの状況、
このことは何を意味するのか…確認する必要が
ありますね。

円高に振れた要因は、FRBがインフレ懸念から
テパーリング、量的緩和縮小を段階的に行うことで、
米国国内のインフレ圧力は下げられても、
米国の後進国からのサプライチャーンにダメージを
与える可能性が高まったことで、ドルが売られた
形です。

これが一時的なのかどうか…注目ですね。

また、中国の恒大問題に端を発した中国国内での
不動産関係の債券処理が、世界経済にも影響する
という見通しも発表されだしました。

コロナ禍の金融緩和方策の歪が出始めた形です。

現在(18:48)のNYダウ先物は-140ドル付近で推移、

今日のNY市場に注目しておきましょう。

※今朝のNYダウは-112.24ドル
ドル円は現在112.926
シカゴ日経平均先物は+5円の29290円