相場寸評

今日の相場寸評20200507

 

 

 

 

今日の日経平均は、+55.42円の19674.77円。
15時時点のドル円は、106.288円、
5/1の同時点は、107.045円でしたので、
76銭の円高でした。


ユーロ円は、114.716円、
5/1の同時点は、117.24円でしたので、
2円52銭の円高でした。

東証一部売買代金は、2兆2877億円。

今日の日本市場は朝方のNYダウの下落、
円高とで下げから始まりましたが、
その後はNYダウ先物が上昇すると日経平均
も上昇に転じて終わりました。

気になるのはユーロ円がここ二日くらいで
急速に円高に動いたこと。

先日、ドイツ憲法裁が判断したことで、
欧州連合(EU)を形作る根本概念を
揺さぶる可能性もあると市場は判断。

一気にユーロ安が進みました。

ドイツ憲法裁の判断は、コロナからの復活を
目指すユーロ全体にとっても、大きな問題で
今後も議論を呼びそうです。

英国離脱で一枚岩が崩れた形ですが、
修復に向かうより、さらに崩れる危険も
はらんでいますね。

現時点(20:52 )NYダウ先物は+155円の
23820ドルで推移、WTI原油先物も値を戻し、
26.23ドルで推移。

シカゴ日経平均先物は+120円、
ドル円は106.607円 ユーロ円は115.035円で
推移しています。

この流れから明日の日本市場はやや上昇か?
という流れですが…

やはり今日夜のNY市場の動き次第では
違う展開になることも。

5/8発表の米国4月失業率や非農業部門
雇用者数変化を前に、市場はもみ合い
そうですが…

明日朝のNY市場の動きに注目しておきましょう。