相場寸評

円安…どこまでいくのか?

4/11の日経平均は、-164.28円の26821.52円。
15時時点のドル円は、124.999円、
前日の同時点は、123.956円でしたので、
1円の円安でした。

ユーロ円は、136.156円、
前日の同時点は、134.7072円でしたので、
1円45銭の円安でした。

東証プライム出来高は2兆5014億円

4/11の日本市場は朝方は売り優勢でスタート、
いったん持ち直し上昇する場面もありましたが
中国市場の下落の影響を受け前場引けにかけ下げ。

後場からはもみあいで終了しました。

さて気になるのは円安の進み方、。

ドルに対してはFOMCの金利切り上げ方針
により円安に進むことは想定内ですが、
ほぼ主要通貨に対して円は安くなっています。

ECBは現在、ゼロ金利政策を維持、ユーロ債券
購入プログラムも当面は維持し、金融緩和政策を
続けると3月に発表。但し、9月以降は状況を見て
金利切り上げも示唆。

ほぼほぼユーロと円は金利差もないのに
円安に動くとは…何が原因なのか…

答えは円をもっても日本に投資先がないこと。
マーケットは日本経済に対して将来性が乏しい
と判断している形なんです。

この流れが本流になると、ドル円は130円突破も
あり得そうで、ウクライナ情勢とは違った
観点からの経済状況悪化が訪れるかも。

岸田総理には経済対策をもっと内外に
アピールしてほしいですよね。

さて、現在(16:21)のNYダウ先物は-266ドルで
推移、WTI原油先物95.68ドルで2.76%下落。

今夜なにかありそうな予感

今日夜のNY市場の動きにも注目ですね。