相場寸評

【相場寸評】円安、口先介入は効果なし

 

4/18の日経平均は+185.38円の26985.09円。

15時時点のドル円は、128.167円、
前日の同時点は、126.647円でしたので、
1円52銭の円安でした。

ユーロ円は、138.094円、
前日の同時点は、136.708円でしたので、
1円39銭の円安でした。

東証プライム売買代金は2兆2336億円。

4/19の日本市場は朝方の米株式指数先物が
値を上げた流れから、前日比+300円からスタート、
その後は一転、米株式指数先物が値を下げだすと
前日終値まで戻す場面も。後場からは円安好感株が
買われ徐々に上昇して引けました。

NY市場連休明けで外国人投資家の資金が日本市場に
入りだしましたが、ロング派の参加はまだなく、
相場全体は様子見の流れ。

今日の日本市場の短期利益狙いの揺さぶりとも
とれますね。

さて円安について鈴木俊一財務相は19日の
参院財政金融委員会で、

「円安が急速に進んでいる」とした上で、経済状況を
考えると「デメリットをもたらす面が強い」との
見解を明らかに。

政府が円安介入に入るかもというニアンスでしたが、
マーケットは反応せず円安は進み、口先介入は無理な
ことを証明してしまった形になりました。

今後、実際に政府による円買いを行っても、
効果は1日もなく、防御は日銀の政策金利切り上げのみ。

日銀黒田総裁の方向転換があるかないか…

さすがに全通貨に対して円安はまずいでしょう!!

石頭の日銀黒田総裁の方向転換
4月中にありそうな予感はするけどね。