相場寸評

【相場寸評&来週の展望】米市場、大暴落 ブラックフライデーになるのか?

4/22の日経平均は-447.80円の27105.26円。

15時時点のドル円は、127.913円、
前日の同時点は、128.201円でしたので、
29銭の円高でした。

ユーロ円は、138.734円、
前日の同時点は、139.059円でしたので、
32銭の円高でした。

東証プライム売買代金は2兆3877億円。

4/22の日本市場は朝方の米国市場の下落を受け、
売り先行でスタート、その後もさげてもみ合いで
前場終了、後場になるとやや戻す流れの中で引けました。

日本市場は朝方の米国株下落の要因を探っている状況、
全体的には様子見の流れの中で動いていますね。

ドル円については、G20で日米が為替調整で合意という
ニュースで円安が一旦止まった形ですが、
現在のところまだ口先介入なので、どうなるかは…
今後の展開次第でしょう。

さて、週末のNY市場、NYダウは-2.82%の-981.36ドルと
大幅下落、NASDAQ -2.55% S&P -2.77%とこちらも
大幅下落。

決算発表が今一流れの中、FRBが積極的に利上げを実施
するとの見方から大幅下落した形です。

問題なのは米株式市場から大量資金流出が始まったこと。
4月20日までの1週間で米大型株から引き揚げられた資金は
196億ドル(2兆5200億円)。

資金は株式から金利上昇中の債券へ大きく移行中。

マーケットは金利上昇分を株式市場では賄えないと
いう判断かららしい。

その要因は、インフレによる材料高騰や、金利上昇による
借金返済額の増加による業績悪化懸念。

ひょっとして昨日の金曜日が、あとあとブラックフライデー
と呼ばれる日になるのかも。

週末のシカゴ日経平均先物は-385円で終了。
WTI原油先物も100.75ドルで終了、

中国経済の停滞で原油先物も大きく下げて
きたことも、株式市場の下落要因。

当分の間、目が離せない状況になってきましたね。