相場寸評

底はまだまだ下にある!!理由は悲観論がまだ渦巻いていない

5/16の日経平均は+119.40円の26547.05円。

15時時点のドル円は、128.993円、、
5/13の同時点は、128.896円、でしたので、
72銭の円高でした。

ユーロ円は、134.171円
5/13の同時点は、136.111円でしたので、
1円94銭の円高でした。

東証プライム売買代金は3兆1759億円。

5/16の日本市場は、週末のNY市場の上昇を受け、
大きく上昇してはじまりましたが、米指標先物が
下落しだすと、引っ張られる形で上昇分を
帳消しにするほど下落して前場終了。

後場になるともみ合いでやや上昇で引けました。

さて、今日入ってきたニュースで注目は、
ユーロ圏経済はほぼゼロ成長、ロシアが
ガス停止なら-欧州委経済予測

今年の成長率わずか0.2%、インフレ率は
9%超-最悪シナリオ…

金融業界もようやくマイナス情報を流す状況に
なってきました。

これは…マイナス情報を流さなければ、後々、
投資家から訴訟問題が続発の恐れを回避するため。

スポンサー忖度よりリスク回避へ動いた形です。

それでも…まだまだ、マーケットに悲観論が
充満していないことに危険を感じています。

過去の大暴落の底では、悲観論が渦巻き、
もうどうしようもない…という状況になり
初めて底打ちという状況になっています。

となると…今回の底はまだまだ下にあると
想定しておくことが大切になりますね。

現在(22:00)のNYダウ先物、NASDAQ先物とも
ややマイナスで推移。

マクドナルドがロシアから撤退…
また、ディズニーは中国抜きでも上手くやって
いけるというニュースも

今日のNY市場の動きもどちらに動くのか…
判らない状況ですね。