相場寸評

薄氷を踏む今週の相場はじまる

10/3の日経平均は、+278.58円の26215.79円。
15時時点のドル円は、144.799円、
ユーロ円は、142.251円
東証プライム売買代金は、2兆9121億円。

今日の日本市場は、先週末のNY3指標の下落を受け、
売りが先行してスタート、その後は一転、
買いが優勢に転じて、前場は前日比プラスで終了。

後場からはもみ合いながらも買い基調が続き、
大引け間際で上昇して引けた形です。

東証プライム売買代金も月曜日の割には、
3兆円近くもあり、年金関係の資金が買いで
参入してした可能性もあり。

また、英政府が所得税減税案を白紙にする見通し
だというニュースが流れたのも、買いを誘発した
形になりました。

さて、現在(16:22)のユーロ圏市場は、
売り優勢でスタート、英政府の白紙撤回も
正式発表前なのでなのか…それはそれで
見どころです。

一方、NYダウ先物は先週末より+143ドルの
28869ドルで推移。

今日のNY市場もどちらに動くのか…
現在の状況では判らないですね。

今週、注目なのは7日(金)21:30発表の
米国の9月雇用統計。

マーケットはこの指標の動き方次第で
シナリオを考えている状況なので、
注目しておきましょう。

先週末のNY市場は、ダウ平均は、2022年1月の最高値36451.99ドルから
21.2%の下落、また、世界の株式市場を12年以上けん引してきた
NASADAQは、2021年11月の最高値15960.08から33.7%の下落、
S&P500はして、2021年12月の最高値4783.10から25%の下落

過去1年以内の高値から20%を超えると弱気入り相場といわれていて、
ダウ平均、NASADAQ、S&P500の三指標とも超えています。

さらに、NASADAQはここ2年の最安値を更新、
この下抜けをきっかけに、大暴落の可能性も出ています。

要注意の1週間になりそうですね。