10月7日の日経平均は-195.19円の27116.11円。
15時時点のドル円は、144.998円、
ユーロ円は、142.045円。
東証プライム売買代金は、2兆7195億円。
10月7日の日本市場は、6日の米国株式市場で
主要3指数が下落したことを受け、売り先行で
スタート。
その後は下落した半分ほどを戻して前場終了。
後場からはもみ合い相場で大引けまで。
相場全体は3連休を控えて、様子見模様が
強い流れでした。
一方、週末のNY市場は前日に続き、主要3指数が
大幅下落。
米国雇用が好調を示したことで、FRBの積極的な
利上げが続くことに、株式市場は反応。
NYダウは前日比2.1%の-630.15ドルの29296.79円
NASADAQは前日比3.8%の-420.90Pの10652.40P
S&P500は前日比2.8%の-104.86Pの3639.66P
気になるのはNASADAQで三度、過去2年の底値付近に
到達、下抜け大暴落のシナリオも現実味を帯びて
きています。
さて、10月10日(祝日月曜)のAM9:25の
シカゴ日経平均先物は-536円の26580円で推移。
NYダウ先物は-80ドルの29217ドルで推移しています。
今後の注目はドイツ経済、ロシアからの
天然ガス供給ラインのノルドストリーム1と
ノルドストリーム2のパイプラインが破壊され、
天然ガスの供給が止まっていること。
これをロシアの破壊工作とささやかれているが、
ロシアがドイツに圧力をかけるなら、ガスの供給の
元栓を閉めてストップするだけなので、自らの財産である
パイプラインの破壊は説得力にかけ、別の犯人がいることを
示唆している。
犯人捜しは別にして、ガス供給が止まっているドイツは、
別の方法でエネルギーを輸入するしかなく、コストは上がる。
今でも光熱費が異常なぐらい高くなっているドイツ、
今後もさらに上げるとなると、国民の反発は高まり、
国内情勢が乱れることも予想される。
今後は、ユーロ圏市場の暴落が先か、
米国市場の暴落が先かというシナリオも見え隠れ
してきそう。