相場寸評

この上昇…真っ赤なうそ!!

11/11の日経平均は、+817.47円の28263.57円。
15時時点のドル円は、141.668円、
ユーロ円は、144.830円、

昨日の同時点と比較すると、
ドル円は4.68円の円高、
ユーロ円は、1.8円の円高と一気に
円高に振れた形です。

東証プライム売買代金は、4兆8749億円。

今日の日本市場は今朝のNY市場の爆上げを受け、
寄り付きから大きく上昇、その後も上昇も
一旦前場引け前に戻す場面もありましたが、
後場からも徐々に上昇して引けました。

今回の上昇、昨日の発表の米10月CPI
(消費者物価指数)が市場予想を下回り、
FRB(米連邦準備制度理事会)による
利上げペースの減速が期待されてのことと、
思われていますが…

それは真っ赤なウソと考えたほうがよさそう。

なぜかというと利上げペースの減速はあり得ても、
利上げは必ず行われるということ。

10月の消費者物価指数(CPI)前年同月より7・7%上昇した。
伸び率が8%を割るのは8カ月ぶり。
事前の市場予想(8・0%上昇)も下回った結果ですが…

インフレ上昇はまだまだ続いていて、FRBが今、
利上げを止めるわけにはいかず、インフレ伸び率を
引き続き抑えるためにも12月の利上げも
0.75%の利上げを敢行する可能性も高いこと。

となると…金利上昇は企業の経営を圧迫します。
特にIT系グロース株は借入金額が多いので、
金利上昇は収益に直結、すでに生産減や雇用削減を
打ち出しているIT企業は、まだまだ体制を整える
ことはできないと考えておくべきでしょう。

FRBが次の利上げを発表したら、相場は大きく下がる
展開になりそう。

このことはマーケットは織り込み済みのはず…

では、今回、なぜ、爆上げしたのか…
これはファンドトレーダーを含む、金融機関や
機関投資家たちのクリスマスボーナスを確保するために、
マーケットが一斉に仕掛けた芝居、

米中間選挙の結果、10月の消費者物価指数(CPI)発表、
このどさくさのタイミングを狙ってのこと。

ここに乗っていくと、今月末には痛い目に合う
個人投資家が沢山でてきそう。

今回の爆上げ、はしゃぎすぎずに冷静な目で
戦略を考えてみては。

まずは、今日夜のNY市場を確認しておきましょう。