相場寸評

中国デモ、今の段階ではマーケットは騒がず

11/29の日経平均は、-134.99円の28027.84円。
15時時点のドル円は、138.548円、
ユーロ円は、143.888円。
東証プライム売買代金は、2兆7238億円。

今日の日本市場は朝方のNY市場の下落を受け、
売り優勢でスタート、その後香港市場が上昇する
動きにつられてやや戻して前場終了。

後場からはもみ合い様子見の形で引けました。

中国のゼロコロナ対策とデモ、マーケットは
一瞬は動きましたが、一気に進展はないという
判断から、落ち着いた形です。

マーケットは米追加利上げがどこまで
行くのかということに関心が集まっています。

FOMCの12月の利上げはここまでの0.75ポイントから
0.5ポイントになる公算が強くなってきましたが、
来年度もまだまだ利上げは続く公算がつよくなり、
警戒感は高まってきています。

Bioomberg
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-11-29/RM2W1CT0G1KW01?srnd=cojp-v2

また、「逆イールド(長短金利差の逆転)」が
発生してから約5カ月経過、そろそろ株価大幅下落を
警戒したいという金融筋の声が高まってきています。

財形新聞
https://www.zaikei.co.jp/article/20221128/699056.html

現在(17:49)のNYダウ先物は+121ドルで推移。
今日のNY市場動き…どちらに動くのか
判らない状況ですね。

11/30  パウエルFRB議長の講演
12/2 米 11月雇用統計(22:30)