相場寸評

今の相場はマネーゲームの代表例

 

 

 

 

 

 

今朝のNY市場は、+911.95ドルの
24597.37ドルと大きく上昇。

いくらコロナワクチン期待が高まった
としても、上がりすぎ。

この理由は世界の中央銀行が足並みを
そろえて、金融市場への資金供給を
行っているから。

それにより、市場の底値が限定された
状態が今です。

つまり、大きな暴落が連続して起こる
ことはないという特殊な状況。

そんな中で起きているのが、機関投資家や
ヘッジファンド等の相場作り。

下がるのが限定されているので、株価上昇で
利益を抜く作戦がやり易い。

どこかが仕掛けるとそれに乗り株を買う、
株価が上昇すると、自宅にてテレワークして
いる個人投資家も動き出しさらに上昇。

乗っかかってきたら、売り抜ける。
これを繰り返し行っていて、中央銀行が
コロナ相場に対して市場の安定を図るために
資金供給を始めてから、機関投資家やヘッジ
ファンドは軒並み利益を上げています。

ようするに今の相場は…大きな資本の
一人勝ち。

現在の市場のお金の流れも特殊な状況、

個人投資家が収益を得るには、マーケット
メーカー達の後追いをいち早くするのか、
逆に、ほとんどの人が手掛けない作戦で
対抗するのか、二つに一つ。

普通の手法では、カモにされるだけかも。

注意が必要です。