相場寸評

中国の景気回復はすぐには難しい…?

12/7の日経平均は-199.47円の27686.40円
15時時点のドル円は、137.350円、
ユーロ円は、143.745円。

東証プライム売買代金は、2兆6362億円。

今朝の日本市場は朝方のNY市場の下落を受け、
寄り付きから下落してもみ合いに、その後
少し戻して前場終了。

後場からは香港、中国市場の下落もあり、
下げ基調で大引けまで。

中国が今日発表した11月の貿易統計は、
輸出入ともに市場の予想以上の落ち込み。

国内外の軟調な需要や新型コロナウイルスによる
国内の生産混乱、不動産部門の低迷などが経済の
重しとなっているらしい。

ロイターニュース
https://jp.reuters.com/article/china-trade-idJPKBN2SR07Q

さて、問題なのはゼロコロナ緩和を打ち出した
中国ですが、すんなり経済は立ち直りそうにないこと。

その理由は、既に世界は景気後退に入り、中国が
輸出を伸ばすことは難しい状況だから。

中国の景気回復は国内需要の回復が最も必要で、
それにはゼロコロナ対策緩和くらいでは難しいのが
現状です。

マーケットに材料がない中、あらためて中国経済の
リスクが表立った形になりました。

18:12現在のNYダウは、+81ドルで推移。

今日のNY市場もどう動くのか判らない状況です。