相場寸評

株式ファンド、過去最大420億ドル(5兆5700億円)が流出

12/23の日経平均は-272.62円の26235.25円。
15時時点のドル円は、132.690円、
ユーロ円は、140.675円。

東証プライム売買代金は、2兆4922億円。

12/23の日本市場は朝方のNY市場の下落を受け、
寄り付きから下落、前場前半はさらに下落するも
前場引けには、寄り付き付近まで戻し、
後場からは、様子見のの流れで終了しました。

今朝のNY市場はNYダウは+176.44ドルの33203.93ドル、
NASADAQは+21.74の10497.86で終了。

ここ数日の荒い動きからクリスマス休暇の相場に
変わりましたね。

ここ1週間で株式ファンドからは過去最大となる
約420億ドル(5兆5700億円)が流出したというニュースが
入りました。

この流出額はバンク・オブ・アメリカ(BofA)と
シティグループ、バークレイズによるもの。

世界的なインフレ、中国経済とウクライナ紛争の
世界情勢、どれも問題は解決されておらず、
2023年は年明けから厳しい流れになる可能性が
高まっていまね。

来週の日本市場は、クリスマス相場の中、
日本のニュース、アジアニュースに左右される
流れが予想されます。

特に中国コロナ感染拡大により、経済活動の
停滞が長引く懸念が強まってきていて、
アジア市場に影響が出そうです。

また、ロシアのウクライナへの攻撃が激化
する懸念もあり、年末年始も通年の相場とは
異なる流れになっています。

こんな状況ですから、岸田内閣が過去最大の
23年度予算を発表しましたが、それにより、
日本市場に資金が入ることはなさそうですね。