相場寸評

米中堅銀行ファースト・リパブリック・バンクの大規模な預金流出

日経平均株価は前日比203円60銭安の2万8416円47銭と
3日ぶりに大幅反落。

2万8500円割れは14日(終値2万8493円47銭)以来
8営業日ぶり。

朝方は、売りが先行した。
米中堅銀行ファースト・リパブリック・バンクの大規模な
預金流出が明らかとなり、経営不安などから25日の米国株式が
下落。

円高・ドル安も重しとなり、日経平均は前場早々にいったん
2万8400円を下回りました。

その後、時間外取引(日本時間26日)での米株価指数先物高を
支えに下げ渋る場面もあったが、買いは続かず、再び軟化。
利益確定売りに一段安となり、後場前半には2万8319円77銭
(前日比300円30銭安)まで下押。

一巡後は、再び持ち直したが、戻りは限定され、大引けにかけて
2万8400円台前半で停滞した形です。

東証プライムの出来高は11億990万株、売買代金は2兆7267億円。
騰落銘柄数は値上がり273銘柄、値下がり1516銘柄、変わらず47銘柄。

現在のマーケットは、新たなマイナス要因には敏感に
反応する状況のようですね。

現在(19:05)のNYダウ先物は、+119ドルで推移。

今日のNY市場もどう動くのか注目ですね。