相場寸評

米国、国内の分断は…本当にデフォルトを起こす可能性も

日経平均株価は前日比216円65銭高の
2万9842円99銭と大幅に4営業日続伸し、
3営業日連続で年初来高値を更新。

東証プライム売買代金は3兆5529億円。

朝方は、15日の米国株高を受け、買いが先行した。
後場入り2万9916円56銭(前日比290円22銭高)
まで上昇、その後は利益確定売りに伸び悩んだが、
下値は限定されました。

いよいよ…日経平均が3万円へ手の届く位置にきました…
米国の政治がらみにデフォルト危機、銀行破綻不安…
金利上昇によるIT系企業の相次ぐ倒産…

依然として強気の米国経済ですが…ほころびは
いたるところに…いつ崩れるか…という不安が
外国人投資家の日本市場にリスクヘッジしている要因
だと考えています。

日本から見ると米国の国債上限撤廃法案は
もめているといえ、バイデン大統領と反対している
共和党はいずれ妥協して法案を通過させるとだろうと
考えますが、

米国にいる投資家は、米国国内の分断の強さに
バイデン大統領と共和党の決裂する可能性を
強く感じだしているらしい。

どうなるのか!!今後のNY市場の動きに
注意を払っておきましょう。

現在(18:45)のNYダウ先物は+15ドルで推移、
どう動くのか判らない状況ですね。