相場寸評

米国債務上限問題、期日ぎりぎりで解決しても金融市場には打撃

5/23の日経平均は-129.05円の30957.77円。

東証プライム売買代金は、3兆7601億円。

今日の日本市場は寄り付きは買い優勢でスタートするも、
後場からは下げて引けた形です。

昼頃に、経済産業省が半導体製造装置の輸出規制強化を
7月23日に施行すると発表したことにより、
半導体関連株が下げたことが要因で、9日ぶりに反落しました。

さて、日本市場は5月に入り外国投資家の日本買いもあり
3万円台を突破して好調な形とは裏腹に、香港ハンセン指数は
5%近く下落しています。

中国経済の回復が予想より鈍く、今後、世界経済の
成長にブレーキをかける要因になるかも。

現在(5/24 AM3:10)のNYダウは-97.81ドルで推移。
NASADAQも-0.82%と下げています。

米国債務上限問題が、まだ大きな隔たりがあるとの
関係者の話から、ユーロ圏市場は軒並み下落、
その流れから、NY市場も下げている形です。

この問題、解決には期限ぎりぎりまでいくという
予想もあり、そうなると金融市場はそれなりに
一旦下げる形になりそう。

今後に注目ですね。

現在のシカゴ日経平均先物は-173円の30785円で推移。

5/24の日本市場は、下げ基調でスタート、
日中の米国株式指標先物の動きに反応する形になりそう。