相場寸評

来週の相場は材料不足で荒れそう

8/18の日経平均株価は前日比175円24銭安の
3万1450円76銭。

東証プライムの出来高は11億9796万株、
売買代金は2兆8832億円。

騰落銘柄数は値上がり334銘柄、
値下がり1448銘柄、変わらず53銘柄。

18日の日本市場は17日の欧米株安や、
中国不動産開発会社・中国恒大集団の米連邦破産法の
適用申請で中国景気の先行き不安もあり売り先行で
スタート。

その後一旦上げに転じる場面もありましたが、
後場からは再び下落して終了。

上海株や香港ハンセン指数の下落が重しになった形。

週末のNY市場は、NYダウは+25.83ドルの34500.66ドル、
NASADAQは-26.16の13290.78、S&P500は-0.65の
4369.71とまちまちの動き。

来週はこれといった指標がないことと、
「ジャクソンホール会議」での
パウエル米連邦準備制度理事会議長の講演が注目されますが、
日本時間25日の午後11時頃と来週の日本の取引時間外で
来週の相場には関係ない形。

材料不足で、様子見になりそうと金融業界は考えて
いるようですが…逆に材料不足であるがために、
ユーロ圏経済や中国経済不安がクローズUPされ、
相場は思った以上に乱高下するかも。

週末のシカゴ日経平均先物は+34円の31485円で終了、
週明けの日本市場は今のところ、静かな展開で
スタートしそうですね。