
週末の日経平均は前日比-679.64円の37120.33円。
シカゴ日経平均先物は前日比-815円の36305円。
NYダウは、前日比-715.80ドルの41583.90ドル、
NASADAQは前日比-481.04の17322.99、
S&P500は前日比-112.37の5580.94。

ドル円は、149.85円で終了しました。
NYダウはここ2ヶ月ほどの間に
4週連続での下落もあり、
落ちた幅は、2/5の高値44873ドルから
3/13の40813ドルと一時4000ドルを超えました。
その後、3/25に42587ドルと1700ドルほど
戻しましたが、週末までに1000ドルほど
下げて41583ドルで終わりました。
現在、2/5の直近高値から-8.3%下落した形です。
NASADAQも同じような形で、2/19の直近高値20056
から、現在17322なので、-13.6%の下落。
S&P500は、2/19の直近高値6144から
現在、5580なので、-9.2%の下落。
NASADAQの下落が大きいのが目立ちます。
この理由はNASADAQがテクノロジー企業が多く、
グローバル展開していて、トランプ関税の影響を
受けやすいから。
一旦の戻しが入りましたが、これは投機筋や
ヘッジファンドのショートポジションの利確で
戻った公算が強く、更なる大きな株価下落の
前兆と捉えておくべきでしょう。
また、為替のドル円と日経平均の関係から
見ていても、以前はドル円が151円を付けた時(2/17)
は、39000円を超えていましたが、今回の151円を付けた
27日21時点では、日経平均終値ベースでは38000円。

つまり、ドル円151円で日経平均39000円が
ドル円151円で日経平均38000円と上限が下がった
ことも、日本の株式市場の売り圧力が強まって
きていることを示しています。
また、トランプ関税の影響から、日本市場では
自動車や機械、半導体や電子機器関連、
及び輸出割合の高い銘柄は更に下げ圧力が
強くなっています。
月曜日からの日経平均は、直近のサポートライン
である36600円を明日3/31の寄付き時点で下回る
ことは確実で、次のサポートラインの35600円まで
下がる流れになるかも。

問題なのは、35600円を突破すると次のサポート
ラインは、34600円。
そしてこのラインを下回ると
一気に暴落の動きになりそうです。
そうなるかどうかは、米国のS&P500の動きに
日本市場も引っ張られるので、注目しておきましょう。

今週のイベントとしては、
4/1の米3月ISM製造業景況指数(23:00)で
50%を下回る場合に注意
そしてなにより4/2のトランプ関税実施で
既にマーケットの動きは深い霧の中、
停車してハーザードランプを点灯している状態。
更に4/4の米3月雇用統計(21:30)の結果が
追い打ちをかける流れになると暴落も起こり得る
展開になりそうです。
Akamai投資法では、暴落をチャンスに変える
ために、月曜日火曜日で準備をしていきたいと
考えています。
さてさて、マーケットは今週も
面白くなりそうですよ♪


