
週末の日経平均は前日比-955.35円の33780円
ドル円は、146.94円で終了。
シカゴ日経平均先物は、日経比-1550円の
32230円で終了。
NYダウは、前日比-2231.07ドルの38314.86ドル。
NASADAQは 前日比-962.82の15587.79、
S&P500は、前日比-322.44の5074。

先週の相場はトランプ関税ショックで市場は、
パニック状態で終わり、月曜日、日本市場の
寄付きまではその流れは続きそうです。
ここでもう一度、米国経済全体を表している
S&P500の株価の動きを確認しておきましょう。

先週末、3/28のS&P500の当面のサポートラインは
①5400ポイントちょと上で、その下の②のラインを
割る場合は、危険ゾーンに突入しますよと
お伝えしました。

ところが…あっさり4/4に②のサポートラインを
突破の5074ポイントを付けて終了し、
危険ゾーンに突入しました。
この段階で想定しておきたいことは、
どこまで一旦下がるのかの目安を付けておくこと。

当面のサポートラインはAの4500ポイント付近に
なりそうですが、そこを突破した場合、
次のBの4200ポイントが、今回のトランプ関税ショックの
1番底になりそうと目安を付けています。
また、このラインを下回ると長期的な下降相場
突入ラインになると考えます。
このラインで止まって上昇に転じられれば、
早期の復活も考えれますが、その可能性は
低いと今の時点では捉えておくべきでしょう。
ちなみにリーマンショック時のS&P500は、
2007年10月のピークか2009年3月の底値までに
約56%の下落。
今回にそれを当てはめると、25/02/19の最高値
6144ポイントから→2703ポイントまで下がることに。
ここまではいかないとしても、Bの4200ポイントを
割った時点で、長期的な下降相場を想定した戦略を
今の段階から準備しておくことが大切になります。
さて、どうしてS&P500が下がるのかは、
米国経済のリセッションに他なりません。
トランプ関税は、水面下で起きだしていた
米国リセッションを表面化したにすぎません。
米国リセッションが起きだすと何がおきるのか?
簡単に表現すると物を買わなくなるということ。
スマホ、自動車などの買い控えが始まると、
昨年まで株式市場をけん引してきた半導体が
売れなくなります。
だから、S&P500の株価下落幅より、NASADAQの
下落幅が大きいのはそのためです。
今後は半導体の工場計画の停止や中止も
出てくることでしょう。
1例をだしましたが、米国リセッションにより、
何が起きそうなのか、一度じっくり考えてみる
のも個人投資家としてスキルUPになると思います。

さて、日経平均を見てみましょう。
先週末の段階では、①35600円のサポートラインが
意識され、仮にそれを抜けると②34600円のサポート
ラインまでいく可能性がありますよという流れを
解説しました。
ところが4/4には②のサポートラインも割り込み、
次の33000円のサポートラインも、4/7の寄付きで
下回ることは、シカゴ日経平均先物をみても
確実な状況になっています。

そして、当面の日経平均のサポートラインは
31000円に変わりますが、これもどこまで踏ん張れ
るのかは、不透明な状況になっています。
では日経平均はどこまで下がるのか?
1番底はどこなのか…の目安は27000円付近と
想定しています。
つまり、そこまで下がる可能性はあると思い、
戦略を練っておく必要があるということです。
また、その時のドル円は130円~135円付近まで
円高が進むと考ええています。

日経平均とドル円の関係にも注目しておきましょう。
今週の相場展望としては、月曜日の日経平均は
寄付きから前日比-1550円でスタートしそうでうが、
土日を挟んでいることから、マーケットメーカー達も
戦略を練ってくるので、どううごくのか判らない状況。
一旦は、踊り場をつくるのかどうか…
今週の相場の展開も、やはり月曜日夜のNY市場の
動きが流れを作ると想定しています。
今週のイベントとしては
■4/9(日本時間13:01)トランプ相互関税日本に向け24%発動開始
4/10 米3月消費者物価指数(CPI)(21:30)
まずは、9日の相場に注目、
そして、4/10のCPIより
相場を動かす要因はトランプ大統領の発言や
動向なのでアンテナを張っておきましょう。
さて、Akamai投資法は、ここ1週間で資金に対して
10%ほどの利益を確保することができました。
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今しばらく乱高下する相場は続くと想定して
いるので、しっかりチャンスをものにして
いきたいですね。


