こんにちは、皆さん。今日は中国経済の話をしたいと思います。
最近、中国の若者の失業率が40%を超えているというニュースを
聞きましたか?
これって、もう経済が崩壊していると言っても
いいんじゃないでしょうか?
中国問題に詳しい石平さんという方が、先月東京で講演会を
開催しました。
その中で、中国の不動産バブルが弾けて、ゼロコロナ政策の
影響で経済が停滞しているという話をされました。
中国政府は上半期のGDP成長率を5.5%と発表しましたが、
誰も信じていませんよね。
石平さんは、習近平政権が打ち出した「内需拡大」についても、
中国経済には根本的な問題があるから、効果はないと言って
いました。
中国経済の一つの柱だった不動産業は、もう限界に来ています。
中国は34億人分の住宅を建てたそうです。
でも、それらのほとんどは空き家になっています。
人々は値上がりすると思って、借金してまで買ったのに、
今では売れなくなっています。
不動産販売や投資も激減しています。北京や上海などの
大都市でも同じです。
不動産業が衰退すれば、関連する鉄鋼やセメント、
家電などの産業も苦しくなります。
輸出も減っていますから、雇用の問題も深刻になります。
リストラや失業が増えて、若者たちは就職先が見つかりません。
中国政府は16~24歳の若年失業率を21.3%と発表していますが、
実際はもっと高いかもしれません。
北京大学の張丹丹さんという方は、46.5%に達する可能性が
あると言っています。
「卒業すなわち失業」という言葉が流行っているそうです。
中国経済はどこに向かっているのでしょうか?
私はあまり明るくないと思います。
習近平政権は改革や開放を進めることができるのでしょうか?
それとも、ますます強権的になって、国民を抑圧するのでしょうか?
皆さんはどう思いますか?