ハマスがイスラエルを大規模攻撃したニュースが
週末、世界中を激震させています。
今まで犬猿の仲のイスラエルとサウジアラビアの
和平合意も近く、中東の問題の一つが解決される
と持っていた矢先、
中東の混乱情勢で力をつけてきたパレスチナの中の
テロ集団といわれているハマスがその合意を破棄させようと
攻撃をしかけたといわれていますが…
この問題は…複雑です。
イスラエル、パレスチナ、米国、中国 イラン、
ウクライナ、ロシア、サウジアラビア、ユーロ諸国を
巻き込んだ展開になりそうだからです。
今回のハマスの攻撃を裏で支援しているのはイラン。
そのイランに、バイデン政権は9月初旬、凍結していた
イランの資産を、捕虜と引き換えに解除。
その資金がイランからハマスへという図式。
また、イランを支援しているのが中国とロシア。
そして、当然、イスラエルを支援しているのは、
米国やユーロ圏の西側諸国とウクライナ。
ウクライナとロシアの戦争が、米国＆西側職とロシアの
代理戦争と言われているように、中東の戦争も同じく
米国VSロシア＆中国の代理戦争とささやかれていて、
今回のハマスの攻撃は、イランを通して中国が裏で
大きな支援をして、米中対立が激化する中、米国の力を
分散させようとしているという狙いがると噂されています。
そこにきて、今週は米国のNO３にあたる米国予算を
決める下院の議長選挙。
トランプ派の議長が選出されるか…もしくは
トランプ氏本人が、暫定的に短期間、議長に座る
可能性もあると噂されています。
そうなると…どうなるのか？
ウクライナ支援が変わる？米国予算がどうなるのか
によって世界情勢に影響が出そう！！
展開は全く読めなくなってきますね。
個人投資家にとっては、特に今週は世界情勢から
目が離せない状況になりそうです。
ますは、今日夜のNY市場に注目しておきましょう。