株価上昇を妨げるマイナスの要因をそっちのけで、こんなマネー雑誌は作られているのです。｜1日30分の分析で年利30％超のトレーダー育成プログラムが学べるオンライン・スクール

Akamai　financial Academy校長の池田です。

今日は少し金融業界のフェイクニュースに
ついてお話したいと思います。

金融業界のフェイクニュース
今回、4月の頭にたまたま近くの書店で
会社四季報の2021年春号を購入したんです。

まぁ普段は会社四季報…まったく興味がなく、
購入することはないのですが…
WEBでのスクール展開をするにあたり、
市場調査ということで、マーケティングの
一つとして読んでみてくれというWEB担当者
からの要請で15年ぶりぐらいに買ったんです。

手に取ってみて表紙のあおりの凄さにビックリ！！
プロ厳選500銘柄
新次元の春を迎える日本株
最高益更新21年度回復の好業績株

ちょっ前のブログには、株探やyahooニュース
などで4月頭に掲載されたサクラサク日本株式市場
という評論家のコラムもありましたが、
これは根拠もない
フェイクニュースだよとUPしたんですが…

それと同じなんです。

金融業界はこんなマネー雑誌を通して、
個人投資家を煽っているんです。

皆さん、マネー雑誌で、暴落注意とか
資金の引き揚げ方など、見たことないでしょう。

それが全てですよね。

つまり金融業界は、どんな状況でも個人投資家を
煽って市場に参入してほしいから、平気で
フェイクニュースを流す、質の悪い連中なんです。

さぁここでもう一度、会社四季報に戻りましょう。

新次元の春を迎える日本株！！という見出しですが

この雑誌が作られている時は、NYダウ高値更新、
日経平均も3万円超えを何回かしていて、
コロナ後の経済回復期待も高まっていた時では
あったんです。

相場自体はワクチン相場！！ワクチン接種後の
経済回復期待で株価上昇の構図は出来ていて

少なからず、ワクチン接種が他の先進国に比べると
遅れている日本市場を危ぶむ声も上がりだした時期。

そして、変異のウィルスも日本で感染拡大し
だし、東京五輪も海外の観客は入れないと
判断した時期でもあるんです。

また、日米の首脳会談も既に4月に行われる
ことは判っていて、その段階で米中摩擦が
激しくなることも、容易に想定できますよね。

この株価上昇を妨げるマイナスの要因を
そっちのけで、こんなマネー雑誌は作られて
いるのです。

だから何が云いたいかというと…
こんなフェイクニュースに踊らされずに

最低限、先に述べたようなリスクがあることを
しっかり自分で確認できるようにしておくこと、
これぐらいのスキルは身に着けてもらいたいと、
個人投資家の皆さんにはお伝えしたのです。

さて、話は少し変わりますが
昨日お伝えした日米首脳会談って、
本当に成功したの？お伝えしましたよね。

その件で、You tubeの及川さんと
深田萌絵さんのUPした動画が面白いので

というかお二人の捉える目線が面白く
勉強になるので是非、参考にしてみてください。