校長室

WBC侍ジャパン、決勝進出、9回に絶妙な采配

WBCで侍ジャパンは、強豪メキシコにサヨナラ勝ち。
不調の4番村上が、センターオーバーのヒットで
サヨナラ勝ちした。

ここには、栗山監督の采配が光った。

9回裏、1点ビハインドの状況で先頭の3番大谷選手が2塁打、
この日も本塁打を含む2本ヒットを打っている好調4番吉田選手が
四球で出塁し、ノーアウト2塁1塁。

ここで栗山監督は1塁走者吉田選手に代わり、代走の切り札の
周東選手を送った。

延長のタイブレークを考えると、吉田選手を外すことは
大きな損失になりえるところ、いくつもの状況を考えて
指揮をとるのが国際大会の監督の常識の中、

試合を決めにいく采配になった。

周東選手を吉田選手に代わり代走に送ることで、
不調の5番村上選手の打撃に賭ける決意が、栗山監督から
伝わって、結果、期待に応え村上選手が見事なサヨナラヒットを
放ち、侍ジャパンがサヨナラ勝ちし決勝に進むことになる。

代走周東選手の采配がもたらしたものになるが、
この選手起用、村上選手が凡打したとしても絶妙な采配。。

仮に村上選手が外野フライなら、浅いフライでない限り、
大谷選手と周東選手ならタッチアップで1死2塁3塁が期待できる。

また、内野ゴロでも村上シフトをとっているメキシコ守備陣は
周東選手をセカンドでは殺せない可能性が高く、こちらも
一死2塁3塁を作れそう。

また、村上選手が三振したとしても、次の打者で、
大谷選手と周東選手の重盗もあの状況なら成功する確率は高く、
一死2塁3塁は作れる。

なにが言いたいかというと、あの状況での周東選手の代走は
最低でも1死2塁3塁が作れて、かなり勝に繋がる戦術だったと
いうこと。

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明日の決勝戦、米国に破って優勝するよう応援します。

頑張れ侍ジャパン!!