校長室

「すべてがままならぬ」現実を受け止めて生きる。お盆法要で住職の講和より。

お盆は亡くなった人々を偲び、供養する期間です。、
故人を偲ぶことは、人が死についても考える期間でもあります。

長生きしたい、病気になりたくない、いつまでも若々しくいたい…と
いくら願っても、人間には死が必ず訪れます。

また、金持ちになりたいとか宝くじが当たりますようにと
願っても、思うようにいくことはありません。

人々がいろいろ願っても、「すべてがままならぬ」ことは、
今日の法要に参加されている方は、知っているはずですよね。

それでも、人は我が出て、ああなれば良いとか考えてしまいます。

それにより悩みや、時として憎悪まで持つことに。

こんなことにならないように、お釈迦様は、
現実を受け止めて生きるということも説いています。

死は必ず訪れます、当然、老いも必ず訪れます。
そのことに抗っても、無駄なんです。

抗わずに、「すべてがままならぬ」と受け止めて、
今を一所懸命に生きていくことの方が、
幸せに生きられるとの講和。

株式投資でも同じく、「すべてがままならぬ」と
捉えて投資を行うのと、願いを叶えようと力んで
投資を行うのでは、リスクの捉え方が変わります。

願いを叶えようと力んで投資をするとリスクをとりすぎて、
取り返しのつかない大きな失敗に繋がります。

「すべてがままならぬ」現実を受け止めて、
株式投資の戦略を考える方が現実的だと考えますが、

貴方はどう思いますか?

貴方の意見をお聞かせください。