株式投資の教科書

プロトレーダーの条件その1

 

 

 

 

 

誰でもなれる株式投資のプロ。

プロトレーダーの条件と大げさな表題をつけていますが、
プロトレーダーは、誰でもなることができます。

親の介護のため田舎に帰りプロトレーダーになった人、
主婦業の傍らで、プロトレーダーになった人、
OLから自由がほしくてプロトレーダーになった人、
定年後の収入確保でトレーダーになった人など

金融の知識や株式投資の経験がなくても、
プロトレーダーに、なることができます。

それでもあえて条件を出すとしたなら、
プロトレーダーを目指す必要がある人が、
条件になるくらいです。

証券会社などのトレーディングルームで
働いている新入社員を思い描いてください。

新入社員は、金融の世界をまだよく知らないのに、
トレーディングルームに配属になり、
先輩諸氏の教えを受けながら仕事をしています。

行っていることは取引ルールという制約の中、
そのルールに則ってトレードを行っているだけです。

さて、この人たちもプロトレーダーと
呼ばれる一人です。

でも実際には‥プロトレーダーと呼ぶよりは、
新米社員トレーダー。

但し、経験を積んでいくうちに、プロの力が
ついていくことは想像できます。

なにが言いたいのかというと、
この新米社員トレーダーも、会社都合で配属になり、
会社で生きていくためには、どうしても
プロトレーダーを目指す必要に迫られていること。

こんなような条件がプロトレーダーになる条件の
一つになります。

冒頭で紹介した、
親の介護のため田舎に帰る必要に迫られたAさんも、
都会の仕事を止めるので収入確保が問題でした。

介護をしながら田舎でできる仕事は何かを探したのですが‥

過疎化が進む田舎では、ある程度の収入を確保できる仕事は
結局は見つからず‥

介護の合間にできて、どこにいてもパソコン一つで
できる株式トレーダーを選択するしかなかったと
言っています。

また、主婦業の傍らでプロになったBさんも、
3人の子育てで日常は忙しい毎日。

それでも隣近所の主婦業の方は、パートで
近くのコンビニやスパーでレジ打ちなどもして、
家庭の足しにしている人が多いのですが‥

彼女は、交通事故で足を悪くして、
1時間も立っていることはできずに、
そんなパートも無理でした。

そこで、家にいて、空いた時間にできる仕事を
考えた時に、株式のプロトレーダーを
目指すことにしたのです。

ご紹介したこの二人には、
もうひとつ譲れない条件がありました。

持っている資金を絶対に減らせないこと。

AさんBさんも、只の株式投資で資産運用という
考え方ではなく、

生活費を稼ぎだしたり、将来の子供の学費という
どうしても必要な資金のねん出する方法として
株式投資、プロトレーダーを選んだのです。

このようにプロトレーダーを目指す必要のある人が、
プロになる条件になりますが‥

そうでない人もいるので、
結論は、誰でもなれるのがプロトレーダー。

但し、思いの丈が強いことも必須ですね。

今日も最後までお読みいただき、

ありがとうございました。