株式投資の教科書

プロトレーダーの条件その6

 

 

 

 

 

 

目標を決める。(止め時)

期待値が得られて、いざ実践を行う
前に、考えておきたいことは、
目標です。

とはいえ、目標の立て方はいろいろあり、
個人個人で違ってくることは、明らか
です。

年間に元の資金の利回りをどれくらいに
するのかなどの目標も良いのですが、
現実の収益は相場状況により、かなり
左右されてしまいます。

収益の目標は、その地点に近づくと
力になりますが、遠ざかると、
心も折れてきてしまいます。

トレードも、やはり心の状態が大切で、
落ち込んだりした時には、良い結果が
出にくいものです。

ですので、期待値がでているトレード
手法なら、毎月のトレード数を目標に
立てることをお勧めします。

結果は、後からついてくるという考え方。

この方法ですと、かなりストレスは
減ります。

模擬トレードで得られた期待値と、
実戦とは、相場状況も変わっていて、
その通りになることは稀です。

とはいえ、相場は常に変化もしますが、
同じような相場がまた巡ってもきます。

タイミングがあえば、期待値以上の
結果も得られることも。

収益の目標は、あくまで、そうなれば
良いくらいの目標にして、
毎月のトレード数を目標にした方が、
心を平静にしてトレードに取り組めます。

また、結果としてトレード数が毎月
平均していくので、検証する時にも、
有効なデータとして使えます。

さて、始める時の目標も大切ですが、
プロトレーダーを止める時も、
考えておきましょう。

あなたの資産が大きくなってきたなら、
トレードをする投資ではなく、
別の投資を選択した方が、人生を豊かに
暮らせることも十分に考えられます。

また、他にやりたいことが出てきて、
そこに集中したい時、

また、環境が大きく変わり、
プロトレーダーをせずとも
自由な時間が作れたりなど、

プロトレーダーを卒業する目標も
事前に立てておくと、人生として
愉快に過ごせていくことに繋がります。

プロトレーダーを目指す時、
プロトレーダーを卒業する目標も
立てておきましょう。

今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございます。