株式投資の教科書

プロトレーダーの条件その8

 

 

 

 

信念と柔軟性、そして継続

その7で、投資哲学を持つことが
重要ですよとお伝えしました。

投資哲学は言い換えれば信念とも
表現できます。

自分が信じるに値すること。

これまでの7つのプロトレーダーの条件
から、信念を導き出す要因を
探ってくと

・市場の予測は難しいこと。
・市場はランダムに動く割合が多い。
・ランダムウォーク理論を突破する
手法を取り入れる。
・模擬トレードで期待値だすこと。
・期待値はメンタルを強くする。
・誰でもプロになれる。

などになります。

これらの原理原則から自分の信念を
作り出すと、プロトレーダーへの
道を歩き始めることになります。

ところがその道は、平坦ではありません。

上り坂があったり、急な下り坂、
ぬかるんだ道や、ごつごつした石の
多い道など、

人生と一緒で、株式相場も
平坦な道は少ないぐらいです。

そんな道を歩く原動力には、
信念は欠かせません。

とはいえ、一つの信念でどんな道でも
歩くのは…難しい場合も出てきます。

上り坂では休憩しながら登ったり、
急な下り坂では、転ばないように
杖などをつかったり、

ぬかるんだ道では長靴を履いたり、
ごとごとした石道は登山靴で
歩いたり。

信念の変えてもよい部分を
柔軟に変化させることで、
プロトレーダーの道も歩けるのです。

また、このことは継続にも繋がります。

相場には、大きく飛躍できる時期が
必ず数年間の間(3年~7年)に、
巡ってきます。

そんなチャンスも相場の外側にいては、
難しいのです。

相場の中にいてこそ、絶好のタイミングを
見極められるものです。

勝ち続けるためにも継続は重要な
ことなのです。

また、継続は投資で一番にレバレッジが
効く、複利効果を使うことができます。

絶好なタイミングに、複利効果を
嚙合わせることができると
資産を大きくする可能性が高まります。

信念と柔軟性、そして継続。

プロトレーダーの道を目指すなら、
このことを肝に命じておきましょう。

今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。