株式投資の教科書

期待値を持つと株式投資が変わる(その3)

 

 

 

 

期待値を持つとはどんなことなのか?

実社会で例を挙げるなら…
ヘッドハンティングに掛かるトップ営業マン。

現在の所属先で、トップを取った実績から、
どこへいっても同じような力を発揮できる
可能性が高いから、ヘッドハンティングで
誘われます。

トップを取った実績と自信が次の転職先
でも、トップになる確率は高くなります。

これが期待値も持っているということです。

逆に期待値をもっていない人の転職は、
上手くいかないことが多くなります。

人生も株式投資も、期待値があるかどうかで
大きく左右されるのです。

期待値はこれまでの実績及び成績表
と言えるでしょう。

そして株式投資ではこの期待値が、
あたなの株式投資を支える自信であり
全てといっても過言ではありません。

それは期待値を持っている人が、
株式投資で迷った時に、期待値を出すまで
の過程を振り返ることで、

どうしたら最善の方法を得られるのかも
探し出せます。

また、相場が大きく変わっときに、
自分が今、やるべきことは何なのか…
も、判っています。

このように期待値があるとないとでは、
ショックが起きたときなどに起こる
多くの個人投資家が嵌る希望的観測の
神頼み投資などとではなく、

期待値を得るために何をすべきかに
集中できるのです。

では、期待値を得るためには何を
すべきなのか?

それは、模擬トレードです。

ルールを決めて、ある一定期間、
ある一定のトレード数をおこなうことで、
期待値は導き出されます。

なんだ…模擬トレードか(笑)と
もしあなたが笑ったなら、

そこにあなたの問題があることも
この記事により知ったことになります。

なぜなら…スポーツの世界だけに限らず、
実社会でも、

「練習でできないことは試合でもできない」
「練習の成果が試合で生きる」からです。

簡単なに表現すれば、多くの個人投資家は
練習不足ということになります。

次回は期待値を出す模擬トレードの
方法をお伝えします。