株式投資の教科書

期待値を持つと株式投資が変わる(その4)

 

 

 

今回は期待値を導き出す模擬トレードの
簡単は方法を解説します。

その前におさらいです。期待値の公式は

期待値=
1トレードの平均利益÷1トレードの平均リスク

例えば
1トレードの平均利益が 1万円で
1トレードの平均リスク 2万円なら

期待値は0.5になります。

さあ!!ここで皆さんに質問です。

期待値0.5の成績が出たとして、

もし仮にあなたなら!!
今後このトレードを続けますか?
続けるなら何回ほど行いますか?

>今後このトレードを続けますか?
解答:期待値がプラスで出ている以上は
継続です。

>続けるなら何回ほど行いますか?
解答:できるだけ数多く行うことです。
期待値が出ている以上は、 常にトータル
するとプラスが期待できるからです。(重要)

つまり期待値がプラスなら、
回転数を上げることで収益が増える
ことになります。

ここから、期待値を作る模擬トレードの
方法を解説していきます。

期待値を作るときに重要になるのは
まずは、トレード数です。

当然、データとして数あれば数ある程、
そこから導き出した答えは信頼度を増します。

とはいえ…現実的にあなたのトレードデータを
1000個集めるのは、無理なことでしょう。

また、中長期のトレードをしている人に
とっては…50データを集めるだけでも
相当時間がかかります。

そこで提案です。

イントレーで月に20回から30回の
トレードを試してください。

もちろん模擬トレードで行うのです。

なぜ、スイングトレードなのか?

デイトレをできる方は、そのままでも
OKですが、

多くの人は日中、相場を見ることが
できません。

夜の時間に行えるスイングトレードが
現実的です。

中長期投資のメインに行っている方も、
スイングトレードで期待値を作る作業に、
一度、チャレンジしてみてください。

その理由は 期待値を得る作業を行う
ことで、株式投資で、勝ち続けるキモが、
見えてくるからです。

後々、必ず役に立つと断言できます。

期待値を作り出す方法として

一度に、8銘柄でスイングトレード。
1つの銘柄1週間で手仕舞いするぐらいの
感覚です。

1ヵ月4週と考えると4X8=38トレードは、
可能になります。

それでも目標は月に30トレード、
無理でも月に20トレードは行いましょう。

次回は模擬トレードのルール等を
解説していきます。