今日は天才投資家ジム・ロジャーズの
名言から考えてみることに。
「世間一般に流布されている見識や通念が、
実は間違っていたというケースを、
これまでに何度も見てきた」
「疑問を持とう。成功したいのであれば、
最終判断をおこなうときには自分以外の
誰の言うことも聞いてはならないのだ」
「みんなが群がっている投資先には投資せず、
逆に、見向きもされないようなものに投資を
してきたからだ」
これらの名言を要約すると、
株式市場では２：８の法則で、2割が勝ち
8割が負ける。
つまり、その2割になるためには、
大衆と違うことを選択しないとならないと
言っているのでしょう。
このことは銘柄選択だけではなく、投資手法
にも、当てはまります。
大衆が行わない投資手法の代表例は
誰も気づいていない数少ない合理的で
ないトレンドを見つけいち早く乗る。（トレンド追従）、
加熱しすぎを見つけ元の回帰を狙う（ミーンバジョン）
または、注目されていないものの中から、
優良ジャンクを見つけて狙う。（リスクプレミアム）
市場を歪を利用して狙う（アービトラージ）
この4つの投資手法は、多くの投資家は
敬遠します。
となると、ジム・ロジャーズの言葉を借りれば、
このどれかを選択すると勝ち組の2割に入る
可能性が高まることを意味します。
ではなぜ…この4つ投資手法を多くの投資家は
選択できないのか…
それは…赤信号、みんなで渡れば怖くない。
この気持ちの表れですね。
その結果、車に跳ね飛ばされることに…
初めの多くの人と一緒という安心と
引き換えるのには、
結末は割が合わないことを
考えねばなりませんね。
人と違うことをしないと成功しない。
ジム・ロジャーズの言葉を、もう一度
じっくりと考えてみる機会になれば幸いです。