株式投資の教科書

期待値を持つと株式投資が変わる(その5)

 

 

 

 

今回は期待値を導き出す模擬トレードの
ルールを解説していきます。

先の記事で一度に、8銘柄スイングトレード

1つの銘柄1週間で手仕舞いするぐらいの
感覚とお伝えしましたが、

その手仕舞いルールを解説していきます。

実はルールも難しいものではなく
至ってシンプルです。

基本ルール3つ

1トレードの投資金額に対して
2%マイナスしたら手仕舞い(損切り)。

4%の利益が出たら手仕舞い。

10日営業日経過したら手仕舞い。

この3つのルールでOKです。

拍子抜けするくらい簡単でしょう。

そして、気になる仕掛け銘柄の選択は、
あなたが好きな方法で選べばOKです。

テクニカル分析を用いても良いし、
ファンダメンタル分析をしても良いし、
それとも、勘で選んでもOKです。

それでも今回は期待値を作り出すことが
目的なので、期待値が出やすい方法として

戦略はロングショート戦略の売りと買いを
持つ方法で行うことを推奨します。

このロングショート戦略は相場変動に
左右されにく特徴があるので期待値を
作り出すのには有効です。

それと資金設定も大事な要素になってきます。

あなたの資金を効率よく回すために、
信用口座を使った設定で、レバレッジ3倍に
行います。

つまり、売りも買いも両方とも
現物ではなく信用で取引する設定という
ことです。

例えば仮想資金300万円なら、信用口座の
設定で資金の3倍、900万円で運用する
ことです。

900万円÷8銘柄=112.5万円

1銘柄当たり112.5万円くらいで

運用していけばOKです。

なぜ、信用枠を目いっぱい使うのかは、

今回の期待値を作り出す模擬トレードで、
そのリスクの度合いや効率も同時に肌で感じて
ほしいからです。

まとめてみると

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仮想資金:300万円 運用資金:900万円

ロングショート戦略。
銘柄数:8(売:4銘柄 買:4銘柄)

ルール:2%損失で手仕舞い、4%利益で手仕舞い。
10日経過したら手仕舞い。

※手仕舞いしたら、翌日に仕掛けて補充する。
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意外に簡単でしょう。

すぐ始めてみましょう。

次回は、期待値投資マインドの関係に
ついて解説していきます。